Sōka Fusasara — The Studio
An elemental design studio crafting quiet, deliberate Japanese interiors and products since 2009.
村上藍子と星野健司 — 青山工房にて。二〇〇九年創業、十五年の設計実践。
— 創業の言葉
十五年、一つの工房から。
二〇〇九年の春、村上藍子と星野健司は東京・青山に小さな工房を開きました。以来十五年、Sōka Fusasara は二人の主導のもと、依頼主お一人おひとりに寄り添いながら、住宅と茶室、そして限られた製品の数々だけを彫り続けてまいりました。常勤のスタッフは十一名、新規の住宅ご依頼は一年で十八件まで、お待ちの時間は平均四・六ヶ月、一つの作品を仕上げるまでのリードタイムは十一ヶ月。商業的な設計事務所の流儀とは、最初から異なる道を選んでおります。
この十五年間で、私たちは二百十七件の個人住宅と三十八件の料飲・宿泊施設を、日本・台湾・シンガポールでお納めしてまいりました。青山と祇園には二つの常設工房を持ち、十二の都道府県にわたる八十四名の熟練の職人と協働しております。そのうち九名は人間国宝に認定された工芸の担い手です。二〇一一年以降、Casa Brutus の表紙六回、Wallpaper* 三回をはじめ、三十一冊の海外のデザイン誌に掲載され、二〇一九年と二〇二二年のグッドデザイン金賞、二〇二〇年のJCDデザイン大賞、二〇二一年のアジア太平洋インテリアデザイン賞プラチナなど、数々の賞を賜りました。
私たちの設計は、和の三つの言葉 — wabi-sabi、ma(間)、shakkei(借景)— を現代の空間へと翻訳する行為です。完璧ではなく、時間の蓄積を敬い、余白を畏れ、外部の風景を取り込んで内的風景とすること。素材は一貫して工房から二百キロ圏内の国産木材、和紙、土壁、 textile を、私たちの所有する六百四十点にもおよぶ資料室から選び抜きます。設計は二人の主導者自身が必ずお会いし、対話のうちに進めます。会議の席に若手のデザイナーが同席することはございません。
流行ではなく、蓄積として残る空間を作りたいと願う方のための工房です。どうか、ゆっくりとご覧ください。
— 主宰者
二人の主宰者
すべてのご依頼は、この二人が直接お会いし、対話のうちに進めます。
村上 藍子 — Aiko Murakami
共同主宰者 / 素材・工芸担当 — 京都・祇園工房
京都の旧家に生れ、茶の湯と日本建築のもとに育つ。二〇〇九年、Sōka Fusasara を共同主宰として創業以来、素材選定・工芸連携・茶室設計を統括。国宝級の木工・漆・和紙職人との連携を自ら築き上げ、十二の都道府県にわたる八十四名の協働者ネットワークの中核を担う。二〇二二年・二〇二四年 ELLE Decor A-List 選出。
星野 健司 — Kenji Hoshino
共同主宰者 / 建築・空間構成担当 — 東京・青山工房
東京藝術大学建築科卒業後、伊東豊雄事務所を経て二〇〇九年、村上藍子とともに Sōka Fusasara を創業。空間構成・建築設計・クライアントディレクションを担当。Wallpaper* Design Awards 2023「Best Domestic Interior Studio, Japan」選出、JCDデザイン大賞 2020 受賞。
— チーム
十一名の工房の顔ぶれ
十一ヶ月におよぶ一つのご依頼の間、クライアントの皆さまがお会いするのは、以下の十一名のいずれかです。青山と祇園、二つの工房を拠点に、設計・工芸・プロジェクト運営が分かち合われています。二〇一四年以降、離職者ゼロ。長くお付き合いする者だけが、長く残る空間をつくると考えております。
- 01 村上 藍子 共同主宰者 / 素材・工芸 祇園
- 02 星野 健司 共同主宰者 / 建築・空間 青山
- 03 山本 聡子 シニア・アーキテクト 青山
- 04 佐藤 瑛士 プロジェクト・アーキテクト 青山
- 05 中村 紗英 工芸ディレクター 祇園
- 06 木村 玲子 素材研究者 / ライブラリアン 祇園
- 07 高橋 大輔 プロダクト・デザイナー 青山
- 08 渡辺 千夏 インテリア・コーディネーター 青山
- 09 林 宗一郎 施工管理 / 現場ディレクター 青山
- 10 小川 真由 クライアント・リエゾン 青山・祇園
- 11 藤田 久美子 工房マネージャー / 総務 祇園
— 数字で見る工房
十五年の蓄積。
-
217
お納めした個人住宅
二〇〇九年より累計 -
84
選定された工芸の担い手
十二都道府県に -
9
人間国宝との協働
— うち九名の認定保持者 -
4.6
ヶ月 — 新規お申し込み
現在の待機期間
完了までのお届け率は、二百十七件すべてにおいて100%。平均ご満足度は 4.94 / 5.00(百九十六件の施工後調査より)。
余白を恐れ、素材の履歴を敬い、外部の風景を内に取り込む。
その三つの所作 — ma、wabi-sabi、shakkei — を、
現代の住まいのなかに静かに置き直すこと。
それが、この工房の構えです。
— 村上 藍子 / 星野 健司
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